異業種ですが。
KOUNCEと直接的には、無関係な話しに聞こえるかもしれませんが・・・。
私はダウンタウンの松本人志さんが好きです。
面白いから好き。
もちろん、それは当然の事ですが、、、
何より・・・「先を見据えた」笑い作り。
つまり、
「10年後、20年後も生き続ける“笑い”という物作り」
を心がけている芸人さんだから好きなのです。
ダウンタウンの漫才ネタには、その時代を風刺するネタが1つも無いのは有名です。
他には・・・
例えば、
その時流行した洋服を着て収録をしたとします。
すると、10年後・・・その模様のビデオを改めて観たとすると・・・
おそらく、洋服の時代的なギャップが生じ、視聴者は、まずその格好に目がいき、松本さんが発する笑いの質本来の部分が、薄まってしまいます。
そういう理由から、松本さんは、洋服ではなく、極力、スーツで収録に臨まれるのです。
確かにスーツだと、時代的ギャップは弱まります。
坊主にした理由もその一つだそうです。
この様なこだわりの数々をやり切っているからこそ、
10年以上も前に作った笑いが、二次使用→三次使用(DVD販売やネット配信等)として、常にトップを走っている理由なのかもしれません。
スポーツウェアの理想もそうなのかもしれません。
中学生の時に買ったチームウェアを10年後・・・タンスの中から出し、
「うわ~!懐かしい! でも、カッコイイから着ていこう!」
と、社会人チームの練習に出かける。
理想です。
もちろん、弊社はカスタムオーダーが主なので、
奇抜なウェアや、流行に合わせたウェアの依頼があれば、喜んで、楽しんで、作ります。
でも、その奇抜さの中にも、10年後でもカッコ良いウェアを作るよう心がけたいと思います。
10年後も通用するのであれば、購入回転が悪くなって、商売にならないじゃないか!
という意見もあるのかもしれません。
でも、それはそれ。
2010年も残りわずか。
今年、カッコ良いウェアを作れたのか・・・。
来年、更なる飛躍の為にも振り返ってみたいと思います。
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