知る人ぞ知る。
リカルジーニョ選手に満足してBlogをサボっていた訳ではありませんが・・・。
更新、遅くなりましたm_._m
さて、しばらくフットサルの話題ばかりばかりだったので、フットボールの話しをします。
熱かったW杯も終わり、各放送局、ダイジェストの様な振り返り番組をよく目にします。
今回のW杯、スペインが初優勝というポゼッション重視の攻撃的なチームが優勝した事は、フットボール界としては嬉しい結果だったのかもしれません。
が、しかし・・・今回のW杯。何かが足りない・・・何かが満たされない・・・。
と、気になっていました・・・。
そうだ!あの人が実況したゲームが1試合も無かった!(私が知る限りで間違ってたらごめんなさい)
あの人とは、山本浩アナウンサー(NHK)です。
1986年大会、マラドーナの5人抜きゴールの際、
「マラドーナ・・マラドーナ・・マラドーナ~!きた~!」
と実況された方と言えばお解かりいただけたでしょうか?
その山本アナウンサー。隣の解説者よりフットボール、詳しいんじゃない?
と思わせる程の通(つう)で、決してスタープレーヤーを持ち上げたり過大評価する事なく、実にフェアな実況をされます。
例えば・・・。
1998大会の決勝。フランス対ブラジル戦(3-0でフランスが優勝)、フランスの3点目が入った瞬間、
「ブラジルに終わりの鐘を告げる3点目!」
は、そうそう出てくる言葉ではありません。
普通のアナウンサーであれば、「3点目が入りました。ブラジルも残りの時間、1点でも返してほしい」と言いがちです。
しかし、あの3点目は事実上の終戦ゴールで、ブラジルに1点でも返せる余力など残っておらず・・・。
つまり、山本さんは、戦況・選手のスタミナ・選手の戦意を見越してのあのアナウンスだった訳です。
他には・・・。
え?しつこい?マニアック?
まだまだご紹介したい名アナウンスがあるのですが、止まらなくなるのでこの辺にしときます。
その私の大好きな山本アナウンサー。現在は同局にて若手の指導を中心にご活躍されているそうです。
あ~。次の2014大会。1試合でも実況してくれないかな・・・。
と、切に願うマニアックな独り言でした。