今度は、バルセロナに行ってきました。バルセロナといえば・・・その名の通り、レアルマドリードFCと人気を二分するフットボールクラブの名門FCバルセロナの本拠地カンプ・ノウがあります。収容人数は98,000人とヨーロッパ最大だけに圧巻でした。
FCバルセロナは、オーナー企業も経営者も存在しない純粋な市民(ソシオ)クラブです。会員となった全てのソシオ(市民)が、選挙を基にクラブ役員を決め、クラブの指針は、サポーターの意向が色濃く反映される民主主義スポーツの際たるクラブです。
更に、FCバルセロナはサッカークラブだけではなく、フットサル・バスケット・ハンドボール・ラグビーチームも存在します。しかも、プロチームです。野球やホッケー等のアマチュアチームも含めたら数えきれない程のスポーツチームが存在します。つまり、今週はサッカーを応援したけど、来週末はハンドボールチームを応援しよう・・・。等といった事が可能なわけです。
いつかは、鹿児島にもこのような総合スポーツ・市民クラブを作りたいと・・・夢を馳せながらカンプ・ノウのバックスタンドを見ると・・「MES QUE UN CLUB」という文字が目に入り、意味を聞いてみると・・・「クラブ以上の存在」という意味だそうです。
あ~、かっこいい!
No11.アリエン・ロッベン。サッカーファンならご存知の選手かと思いますが、レアルマドリード所属で、鋭く切り返される変幻自在のフェイントとスピード溢れるドリブルで有名なオランダ代表選手です。
レアルマドリードのサポーターの中でも一目置かれている存在で、私も好きな選手の一人です。
もちろん、このリバプール戦でも先発出場し、ロッベンがボールを持つと何かをしてくれるという期待感からスタジアムは盛り上がり、”前半は”ロッベンに大きな拍手が・・・しかし、このゲームに限っては、リバプールのコンパクトで組織的なディフェンスに手を焼き、無謀な仕掛け(ドリブルをしては敵に取られ逆襲を許す)のプレーが目立つようになり、後半になると、ロッベンにボールが渡った瞬間、味方であるはずのレアルサポーターからもブーイングが・・・。
ほんの1時間前まで賞賛していた選手を今はブーイング・・・。良いか悪いかは別として、日本ではあまり見られない光景です。
つまり、フットボールに対して、サポーターの目が物凄く肥えているのです。確かにこの日のロッベンは、ドリブルで打開するよりもパスを回してフリーの味方を生かす方が良かったのかもしれません。それをレアルのサポーターは、ゲームの流れを読み、少しの時間で判断し、応援の形態を変えていました。
ブーイングを浴びたロッベンは、理不尽に思えたのかもしれませんが、このサポーターの厳しくも的確なリアクションが、選手を育て、また、フットボールを取り巻くマスコミの眼を育て、名門と呼ばれるクラブが形成されたのかもしれません。
本当に強くなる為の隠れた理由が、ほんの少しですが体感出来たような気がします。
サッカー欧州クラブチームNo1を決めるUEFAチャンピオンズリーグ。
厳しい予選リーグを勝ち抜いた16チームがノックアウト制(ホーム&アウェイ)の決勝トーナメントに進出し、その1回戦屈指の好カード、「レアル・マドリードvsリバプール」第1レグのレアルのホームゲームを見に行きました。スペインに居る事自体が非日常的なのですが、スタジアムに入るや・・・更なる非日常の世界が・・・80,000人強を収容するサッカー専用のスタジアム。陸上トラックが無いので、客席からピッチまでの近さは言うまでも無く、臨場感溢れ、とにかく圧倒され、鳥肌が自然に立ちました。更に、選手が入場し、ゲーム前のUEFAアンセム(チャンピオンズリーグのテーマ曲)が流れた時はその鳥肌が抜けるのではないか・・と思う程、興奮しました(^O^)
ゲーム中、一つ一つのプレーに地鳴りに似た歓声と怒号と拍手が鳴り響き(もちろんホーム側のレアル側のリアクションです)、フットボールというスポーツの枠を超えた物がそこにはあった様な感じを受けました。
本当は、もっと詳しく記したいところですが、長くなりそうなので、また後日述べさせていただきたいと思いますm(__)m
前回のblogでスペイン紀行を随時Upします!と言っておきながら・・リアルタイムでUp出来ず申し訳ありませんm(__)m
(現地でのバッテリー器に不備があり二日目から携帯が使用不可になりました(*_*)))
気を取り直して、、事後報告ですが・・スペイン紀行を出来る限り掲載していきますf^_^;
まずは、初日(24日)、マドリード市内観光で、スペイン王宮へ。月並みな表現ですが、実に壮大でスペイン王家の栄華がうかがい知れる王宮。その王家の事をスペイン語で「レアル」と言います。20世紀最高のフットボールクラブチームに選ばれ昨年表彰されたレアル・マドリードFCのレアルと同じ語句なのですが、スペイン全土に数多くあるサッカークラブチームの内、王家からお墨付きを与えられたクラブだけが、チーム名に「レアル」を付けられるのです(^O^)/
そのレアル・マドリード、25日の夜、ホームにリバプールFCを迎えたチャンピオンズリーグ08-09決勝トーナメント1回戦第1レグ。サンチャゴ・ベルナベウスタジアムに行って来ました(^O^)/
続きはまた後ほどm(__)m